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1月の読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:556ページ

IEEE802.11無線LAN (基礎から身につくネットワーク技術シリーズ)IEEE802.11無線LAN (基礎から身につくネットワーク技術シリーズ)
読了日:01月21日 著者:
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
★★★★★ 女性たちの姓名(特に名前)にはどんな意味があるのだろうか。語感の響き?しかし何という思考の高らかさ。意識についての物語は数多く書かれてきたが、ここまで意識の無意味性を解体した上で行きつく先をここまで描いてしまっては、後塵はどうすればいいのだろうかと思わされる程。そしてその意識について綱渡りをしながら、論理のアクロバティックを演じながら、このトァンの怜悧なエモーションの脈々と息づいているところが恐ろしい。既に自由意志は存在しない時代を現代的に描いた点はミシェル・ウェルベックの小説のようだ。 
読了日:01月03日 著者:伊藤 計劃

映画2010年ベストテン

2010年鑑賞映画回数(再見、重複含む)は89回。劇場鑑賞76本、DVD等での鑑賞13本という内訳。さらに言うと劇場で見た新作映画(自分基準)は27本でした。で、これらの中からベストを選ばなければならないのですが、基準を決めました。「僕が人生で2010年初見の映画ベスト」。これなら、昔の映画が並んでても問題ないですし、再見作を毎年ベストに入れるような愚行を犯さずにすみます。素晴らしい、今年もこの基準予定です。以下発表です。リンク先はその時の感想。今年はtwitterのつぶやきが含まれてることが新鮮ですね。

  1. 政治と暴力 二部作『三島由紀夫』『赤報隊』(渡辺文樹 2010年 93分/121分)
  2. バード★シット(ロバート・アルトマン 1970年 104分)
    (http://d.hatena.ne.jp/enola/20100725#p1)
  3. 条理ある疑いの彼方に(フリッツ・ラング 80分 1956年)
    (http://d.hatena.ne.jp/enola/20100212#p1)
  4. (500)日のサマー(マーク・ウェブ 2009年 96分)
    (http://d.hatena.ne.jp/enola/20100624#p1)
  5. 明治一代女(伊藤大輔 1955年 111分)
    (http://d.hatena.ne.jp/enola/20100521#p2)
  6. マイマイ新子と千年の魔法(片渕須直 93分 2009年)
    (http://d.hatena.ne.jp/enola/20100201#p1)
  7. フローズン・リバー(コートニー・ハント 2008年 96分)
    (http://twitter.com/one_pattern/status/1177972719493120)
  8. 独立機関銃隊未だ射撃中(谷口千吉 1963年 92分)
    (http://twitter.com/one_pattern/status/17325052646
    http://twitter.com/one_pattern/status/17325087772)
  9. インセプション(クリストファー・ノーラン 2010年 148分)
    (http://twitter.com/one_pattern/status/23051051659)
  10. 東京ナイト(鍛冶昇 1967年 82分)
    (http://d.hatena.ne.jp/enola/20100818#p2)

(番外)

以下ひとことずつ。

  1. 感想は書きません。え、そこのアナタ見てないの、それは残念。世の中は渡辺文樹映画を見ている人間と見てない人間に分けられるのです。あの奇怪な機会を逃してしまったのなら、その辺の電柱にポスターが貼られていないかチェックを怠らないことが懸命デス。
  2. 物哀しいのに可笑しい、そんな人生が祝祭的に描かれてるというのはクストリッツァを先んじてたのだなあと思いました。
  3. 鋭利。今なら2時間半ぐらいになりそうな題材を80分にまとめてしまう辺り、昔の映画はいいなあ(最近の映画は長過ぎて困る派の意見)
  4. ホクホクハッピー。これで「You Make My Dreams Come True」を知れたのが収穫です。JGLは10年代を代表するヒロイン役者になる素質を見出しました。
  5. 非の打ちどころがない、という点ではこの中でも最高なのかもしれません。
  6. フロックバスターとしての片淵須直の存在を知りました。今後要チェックです。
  7. 薄氷を渡るという行動が人生のメタファーになっている辺り実に上手い。
  8. 昔の娯楽映画のどす黒さを確認するという意味でランクイン。
  9. 最初はどうなんだこれと思いましたが、後になっても時々考えてしまうという点で、やっぱり傑作だったのかもしれない。
  10. ゆるゆる過ぎて自分でも入れるのどうなの、と思うけど、頭から主題歌が離れないのと和泉雅子が可愛らしかったので。
  • 中途半端にランクインさせるよりも良い対処をとってみたつもり。劇場で2回観た。今年も機会があればまた観に行くと思う。この中で一番のおススメだぞ!

はてな書き初め2011

新年あけましておめでとうございます。今年もこの日記を見ている人も見ていない人にも幸せが舞い降りてきますように。今更ですかそうですか。皆様10年代をいかがお過ごしですか。はてなの方もはすっかりtwitterのせいで横着な無更新状態が続いてしまいました。これがWeb2.0なんですよ屹度。これも今更ですかそうですか。
年末年始ぐうたら日記を書くにも記憶が薄れはじめ、新年の決意を述べるにも、この余白は余りにも少ないので書けない(嘘)。ひとまず、内心色々考えることはありますが、「健康(という名の減量)」と「ひとなみになる(体形的に)」をできたら御の字でしょうか。ま、とりあえず平坦な戦場で生き延びれればいーです。

12月の読書メーター

12月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1686ページ

黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)
★★★1/2 恥ずかしながら、「モルグ街の殺人」は初読。しかし笑った。確かに論理的だが、今考えればバカミスも甚だしい奇を衒い過ぎた小説の印象。黒猫は久しぶりに再読。萩尾望都の「残酷な神が支配する」で印象的に使われていたが、そのイメージが逆に甦ってきたところに快感を覚えたり。あとのは「ウィリアム・ウィルソン」が格別。不気味な雰囲気と不条理な感じが精緻に敷き詰められたペンローズタイル(つまり不規則な風にも見える)のようで素敵。昔の小説の文章らしさが新訳でも生かされていて、全体的に好印象の短編集。 
読了日:12月31日 著者:ポー
J・G・バラードの千年王国ユーザーズガイドJ・G・バラードの千年王国ユーザーズガイド
足掛け2年ぐらい少しずつかけて読んだ。二〇世紀最高の知性の持ち主の1人がテレビ番組について語る口調は何か笑えるのだが、あらゆる意味で不健全で不健康、にもかかわらず卑猥にも卑小にもならないのは、言葉の選び方が思想のフレームの両輪として非常に有効に機能しているから、と言いたくなる。それだけに交通事故の話は印象的。そして少年時代の日々の観察眼からしてバラードは既にバラードだったのだ。
読了日:12月28日 著者:J.G. バラード
マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気 (ハヤカワ文庫JA)
ギャンブルの死闘が何と言うか、もう至悦の領域に踏み込んでるドライブ感が物凄い。確率の権化のブラックジャックが、その手を離れて乱舞していて超最高。で、最後の戦いが1巻の対ボイルド戦からカジノ戦を踏まえた上でパワーアップしているのを読みながら、「作者が1巻でああいう風に書いていたのはこのためか!」と喜びながら読ませる。バロットの誠実な生とウフコック(とドクター)の有用性が結びつくラストも格別。エンターテイメントかくあるべし、みたいな小説でした。
読了日:12月24日 著者:冲方 丁
マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)
前巻から打って変わって頭脳戦。ギャンブルってのはあれだね、少女が性(生(聖))を勝ち取るには申し分ない設定だと思う。しかしこの熱さは普通のバトルよりもいい。頭の悪い人間がどこにもいない舞台はまさに至高。ハッタリこそが最大効力を示すというのと、バロット/ウフコックの二人称的な対話が面白い。作者が吐いたというのにふさわしい出来栄え、1巻に比べて凄くいいところで終わるという意味ではリーダビリティが一番高いと思う。
読了日:12月13日 著者:冲方 丁
マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)
映画の予習としてまず読む。まだ序章的。少女とネズミの出会い。少女の暴走。死にたい人が生きる価値、確信をつかむための物語なのだろう。それだけに中途のモールのシーンはお茶目なのが、生命感あふるる感じ。最後の襲撃シーンは、バロットが圧勝すぎて緊迫感が足りないと思ったらボイルドの有用性への展開が面白い。続きがあることが決定しての話だから、この巻だけとしては少々オチが弱いカモ。ただ、これから映画を観る人は本巻だけでも読んどかないと基本設定がわからないのではないか(これは映画の感想か)。
読了日:12月07日 著者:冲方 丁

2010年観た映画リスト

■劇場鑑賞
001.マイケル・ジャクソン THIS IS IT(ケニー・オルテガ 111分 2009年) 1/3
002.稲妻(成瀬巳喜男 93分 1952年) 1/10
003.三百六十五夜(市川崑 119分 1948年) 1/11
004.宗方姉妹(小津安二郎 112分 1950年) 1/11
005.あらくれ(成瀬巳喜男 121分 1957年) 1/17
006.カルメン純情す(木下恵介 103分 1952年) 1/17
007.マイマイ新子と千年の魔法(片渕須直 93分 2009年) 1/31
008.マラドーナ(エミール・クストリッツァ 95分 2008年) 2/4
009.条理ある疑いの彼方に(フリッツ・ラング 80分 1956年) 2/6
010.ランニング・オン・エンプティ(佐向大 80分 2009年) 2/27
011.アバター(ジェームズ・キャメロン 162分 2009年) 3/6
012.スイートリトルライズ(矢崎仁司 117分 2010年) 3/21
013.ウディ・アレンの夢と犯罪(ウディ・アレン 108分 2007年) 4/1
014.涼宮ハルヒの消失(武本康弘 163分 2009年) 4/1
015.インビクタス/負けざる者たち(クリント・イーストウッド 134分 2009年) 4/6
016.果しなき欲望(今村昌平 100分 1958年) 4/10
017.地獄の饗宴(岡本喜八 94分 1961年) 4/11
018.砂の上の植物群(中平康 1964年 95分) 4/13
019.野獣の青春(鈴木清順 1963年 91分) 4/20
020.三島由紀夫(渡辺文樹 2010年 93分) 4/21
021.赤報隊(渡辺文樹 2010年 121分) 4/21
022.ハート・ロッカー(キャスリン・ビグロー 2009年 131分)4/30
023.黒い十人の女(市川崑 1961年 103分)5/7
024.しとやかな獣(川島雄三 1962年 96分)5/8
025.砂の女(勅使河原宏 1964年 147分)5/9
026.トリコロール/白の愛(クシシュトフ・キェシロフスキ 1994年 92分)5/18
027.トリコロール/青の愛(クシシュトフ・キェシロフスキ 1993年 99分)5/18
028.女医の愛欲日記(深尾道典 1973年 52分) 5/21
029.明治一代女(伊藤大輔 1955年 111分) 5/21
030.デス・プルーフinグラインドハウス(クエンティン・タランティーノ 2007年 113分)6/5
031.冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(ジョニー・トー 2009年 108分)6/18
032.イズルー・ラミ(マドダ・ンカイヤナ 2008年 96分)6/19
033.アフリカ・パラダイス(シルベストレー・アモーゾ 2006年 85分)6/19
034.プンジ(ワヌリ・カヒウ 2009年 20分)6/19
035.不良少年(谷口千吉 1956年 99分)6/22
036.(500)日のサマー(マーク・ウェブ 2009年 96分)6/24
037.ボーイズ・オン・ザ・ラン(三浦大輔 2009年 114分)6/24
038.非行少女(浦山桐郎 1963年 114分)6/26
039.独立機関銃隊未だ射撃中(谷口千吉 1963年 92分)6/29
040.そして僕は恋をする(アルノー・デプレシャン 1996年 178分)7/2
041.ザ・コーヴ(ルイ・シホヨス 2009年 91分)7/3
042.砂の上の植物群(中平康 1964年 95分) 7/7
043.恐怖(高橋洋 2009年 94分)7/19
044.キノプラウダNo.1-9(ジガ・ヴェルトフ 1922年 93分)7/24
045.バード★シット(ロバート・アルトマン 1970年 104分)7/24
046.アニキ・ボボ(マヌエル・ド・オリヴェイラ 1942年 71分)7/26
047.忘れられた人々(ルイス・ブニュエル 1950年 80分)7/31
048.幻影は市電に乗って旅をする(ルイス・ブニュエル 1953年 84分)7/31
049.ガールフレンド・エクスペリエンス(スティーブン・ソダーバーグ 2009年 77分) 8/7
050.東京ナイト(鍛冶昇 1967年 82分)8/14
051.何も変えてはならない(ペドロ・コスタ 2009年 103分)8/15
052.理性への回帰(マン・レイ 1923年 3分)8/21
053.エマク・バキナ(マン・レイ 1926年 18分)8/21
054.ひとで(マン・レイ 1928年 21分)8/21
055.サイコロ城の秘密(マン・レイ 1929年 27分)8/21
056.エアベンダー(M・ナイト・シャマラン 2010年 103分)8/21
057.告白(中島哲也 2010年 106分)8/29
058.インセプション(クリストファー・ノーラン 2010年 148分)9/5
059.女医の愛欲日記(深尾道典 1973年 52分)9/11
060.白昼の通り魔(大島渚 1966年 99分)9/11
061.人間(新藤兼人 1962年 117分)9/18
062.トラス・オス・モンテス(アントニオ・レイス,マルガリーダ・コルデイロ 1976年 108分)9/19
063.カニバイシュ(マヌエル・ド・オリヴェイラ 1988年 91分)9/19
064.殺人遊戯(村川透 1978年 92分)9/25
065.喜劇特出しヒモ天国(森崎東 1975年 78分)9/25
066.ミックマック(ジャン=ピエール・ジュネ 2009年 105分)10/2
067.十三人の刺客(三池崇史 2010年 141分)10/23
068.アウトレイジ(北野武 2010年 109分)11/6
069.フローズン・リバー(コートニー・ハント 2008年 96分)11/6
070.アワ・ブリーフ・エタニティ(福島拓哉 2009年 105分)11/7
071.暖流(吉村公三郎 1939年 124分)12/4
072.近松物語(溝口健二 1954年 102分)12/12
073.マルドゥック・スクランブル -圧縮- (工藤進 2010年 65分)12/12
074.戦後猟奇犯罪史(牧口雄二 1976年 78分)12/24
075.白いリボン(ミヒャエル・ハネケ 2009年 144分)12/26
076.ゴダール・ソシアリスム(ジャン=リュック・ゴダール 2010年 102分)12/28

■DVD/ビデオ/CS/TV鑑賞(再見含)
01.黒の超特急(増村保造 95分 1964年)
02.妻は告白する(増村保造 91分 1961年)
03.クローバーフィールド/HAKAISHA(マット・リーブス 2008年 85分)
04.リング2(中田秀夫 1999年 95分)
05.リンダ リンダ リンダ(山下敦弘 2005年 114分)
06.天然コケッコー(山下敦弘 2007年 121分)
07.いのちの食べかた(ニコラウス・ゲイハルター 2005年 92分)
08.ヱヴァンゲリオン新劇場版:破(庵野秀明 2009年 108分)
09.ALWAYS 三丁目の夕日(山崎貴 2005年 133分)
10.ゾディアック(デヴィッド・フィンチャー 2006年 157分)
11.放浪記(成瀬巳喜男 1962年 124分)
12.インランド・エンパイア(デヴィッド・リンチ 2006年 180分)
13.乱れ雲(成瀬巳喜男 1967年 108分)

11月の読書メーター

読んだ本の数:1冊
読んだページ数:395ページ

タイタンのゲーム・プレーヤー (創元推理文庫)タイタンのゲーム・プレーヤー (創元推理文庫)
読了日:11月21日 著者:フィリップ・K. ディック

読書メーター

11月は全然読めなかった。12月は追い込みをかけたいところ。
(実はこの更新をしているのは12月だったりする。更新のない月をつくりたくなかったのですよ...)